猫絵制作その2
制作二日目です。
2、3日乾かしてから、制作に取りかかります。
一度、顔の部分に中間色で薄く絵具を擦り込んでおいて、もう一度形をおこしていきます。その時に形の狂いも修正していきます。
同時に背景も塗っていきます。
途中経過
毛並みは一本一本描いているのかと、よく聞かれますが、私の場合は、一本一本描くのは、ヒゲや額の短い毛や、耳毛の一部くらいです。
ほとんどの部分は、大きめの豚毛や軟毛のマングースの筆などを使用して描いています。
ただ、豚毛といっても、新品の筆は、毛先がインターロックされていて私には使いにくいので、少し使い込んで毛先の少し広がったものを主に使用しています。
それと、ラファエル製の豚毛筆は、一部のシリーズが最初からうまい具合に毛先がばらけているので、そちらも愛用しています。
あとは、ペインティングナイフで引っ掻いたり、ファンでぼかしたりしながら、毛並みのニュアンスを出していきます。
この辺りで筆を置きます。
部分拡大
だいぶ猫らしくなってきました。
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コメント
いつも楽しみに拝見させていただいています。私も猫大好きです。母が動物嫌いなので飼えませんが。
遠くて深夜勤務が多い故に展示会にはなかなか行けませんが、近場での展示会があれば是非行きたいと思います。
ちなみに、趣味は油絵で先生と同い年です。
投稿: 村田雅和 | 2011年2月26日 (土) 19時12分
>村田雅和 様
コメントありがとうございます。
猫はいいですよね。
展覧会にも機会がありましたら、是非お越し下さい。
今後ともよろしくお願いします。
投稿: ヒキダ | 2011年2月28日 (月) 01時28分
メールをいただきありがとうございました。Gallery Seek様で新作を確認致しました。
特に人物画において、以前の美しさ、繊細さはそのままに、しかし、画面に力強さを伴ってきているように感じました。
あまり現地にはお伺いできないのが残念ですが、先生のご活躍、楽しみにしています。
私は画家になりたくてもなれませんでしたが、最近再び絵を始めました。自分と同い年で夢を叶えられた先生の夢は、ファンとしての私の夢でもあります。
いつかお会いしたいですね。
今後とも宜しくお願い致します。
投稿: 憂愁庵人 | 2011年9月19日 (月) 12時09分
>憂愁庵人様
お返事遅くなり申し訳ございません。
お褒めの言葉、ありがとうございます。
ブログ拝見しました。自画像を描いておられるのですね。
完成楽しみにしています。
今後ともよろしくお願い致します。
投稿: ヒキダ | 2011年9月30日 (金) 12時29分